R-Friends #005 よりよい環境に・・・ そのために常に考える

西岡 佑起 プロフィール
入社年月:2017年4月
所属事業所:小規模多機能型居宅介護 心結
出身校:高知県立大学 社会福祉学部社会福祉学科

 

小規模多機能型居宅介護事業所で「通所」「訪問」「泊り」の3つのサービスをお客様に提供し、「自分らしさを保ちながら生活してもらえるように努力している。」と語る西岡佑起さん。西岡さんのいるフロアは、天気のいい日の縁側のように、暖かく居心地の良さを感じます。今回は、そんな西岡さんの魅力に迫ります。


アール・ケアの雰囲気は?
とても個性豊かなスタッフが多いです。そして、スタッフの皆さん、一人ひとりが真剣にお客様と向き合いサービスを提供しています。また、皆さん向上心が高く、社員同士で刺激を受けながら切磋琢磨して成長につながっています。私は、入社当時、レクリエーションが苦手で上手にできませんでした。しかし、現在の配属先である心結では、「通所」「訪問」「泊り」の3つのサービスの中でも、「通所」のサービスがとても重要で、いかに通っていただく施設で楽しい時間を過ごしていただくか、そのためには、毎日、楽しいレクリエーションは欠かせません。心結には、レクリエーションがとても上手な先輩がいて、その方を真似ることで、今ではお客様に楽しんでもらえるレクリエーションができるようになりました。しゃべり方や雰囲気づくりなど、先輩のレクリエーションを近くで見て学ばせてもらいました。


▲レクリエーションの様子

仕事をする上で大事にしていることは?
大学では、地域福祉に貢献したいと思い、相談援助を行う社会福祉士になるべく、社会福祉について学んでいました。当時、専門職として働く際に大事にしたい価値観として「課題に対して適切なサービスを結びつける」という、ごくごく当たり前の考えをもっていました。しかし、アール・ケアに入社し、実際に介護サービスを提供していると、要介護者ご本人やご家族と関わる中でその「当たり前」がいかに難しいのかということに気づかされました。なぜ難しいのか、それは、専門職としてかかわる中で見えてくる当事者の課題と、当事者自身が感じている課題が合致しないことが多いからだと思います。「課題に対して適切なサービスを結びつける」という考えの「適切」とは、誰から見て、何を基準にして生まれてくるものなのかと自問自答することがたくさんあります。 今、私が仕事をする上で大切にしていることは、要介護者ご本人、ご家族にとってよりよい環境とはなにか?お客様が納得し、幸せな人生を送るには、何が必要なのか?を常に考え、サポートすることです。

今後、どのような存在になっていきたいですか?
客観的な考え方だけではなく、当事者の立場に立った主観的な考え方も含めて物事をとらえ、状況を判断できる専門職になりたいと思っています。問題や課題が生じた際、表面的なアプローチは、知識があれば誰でもできます。しかし、私は、専門職として、当事者の気持ちに寄り添い、客観的、主観的両方の考えをもって本質的な問題点を考え、そこにアプローチしていきたいです。


今回のインタビューを通じて、西岡さんの暖かく居心地の良さを感じさせる理由、それは、常に、主観だけでなく客観的な視点も踏まえ、ご本人、家族の本質的な課題とアプローチ方法を見出そうとするその姿勢からくるものではないかと感じました。自分では解決できない問題が起こった時、相談したい人。誰にも打ち明けられない悩みがあるとき、相談できる人。それは、西岡さんの姿勢が生み出す信頼であると思いました。

小川未来

小川未来

育成・定着関連の業務を担当しております。自分らしい幸せ、自分らしいキャリア、自分らしい人生を送るために、アール・ケアでの働き方や就職・転職について、お気軽にご相談ください!

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